• 東京のタクシーは主に3つの勤務形態がある。 隔日勤務(月11〜13回)、昼日勤(月22回前後)、夜日勤(月22回前後)
  • 稼ぎたいなら隔日勤務が最も効率的。 1回の乗務で昼〜深夜までカバーでき、深夜割増も取れる
  • 生活リズムや家庭の事情で選ぶのも正解。 勤務形態は入社後に変更できる会社もある
  1. 隔日勤務は「月の半分以上が休日」で「年収800万円以上も可能」な独特の勤務形態。 タクシー業界の最大の魅力のひとつ
  2. 昼日勤は生活リズムが安定するが、深夜割増がない分、収入面では不利。 育児・介護との両立を最優先にする人向け
  3. 夜日勤は最も稼げるポテンシャルがあるが、健康管理と酔客対応の負担が大きい。 体力に自信がある人向け

3つの勤務形態を一目で比較

項目隔日勤務昼日勤夜日勤
勤務時間約20時間/回約8〜10時間/回約8〜10時間/回
月間乗務回数11〜13回22回前後22回前後
休日数月18〜19日月8〜9日月8〜9日
月収目安35〜70万円25〜35万円40〜80万円
深夜割増ありなしあり
体力負担中〜大
生活リズム不規則規則的昼夜逆転

上記の月収は目安です。歩合率、営業エリア、GOアプリの活用度によって大きく変わります。 同じ勤務形態でも、会社や営業所によって勤務時間や月間乗務回数が異なるため、必ず入社前に確認してください。


隔日勤務:稼ぎと休みを両立する「業界の主流」

勤務の流れ

隔日勤務は、1回の乗務で約20時間(休憩3時間含む)働き、翌日は明け休みとなる勤務形態です。

典型的な1日の流れ:

時間内容
8:00〜10:00出庫(車両点検・出発)
10:00〜14:00午前の営業
14:00〜15:00休憩①
15:00〜19:00午後の営業
19:00〜20:00休憩②
20:00〜24:00夜の営業(深夜割増あり)
24:00〜1:00休憩③
1:00〜4:00〜5:00深夜帯の営業→帰庫

自分は隔日勤務で、8:00〜10:00の間に出庫しています。 実質的な勤務時間は約17〜18時間で、残りは休憩です。 1回の乗務が長いぶん、翌日は丸1日休みなので、月の半分以上が休日になります。 趣味の時間や友人との予定も組みやすく、自分にはこのリズムが合っています。

収入面

隔日勤務の最大のメリットは、昼の需要と深夜の需要の両方を取れることです。

自分の場合、1乗務の営収は平均約10万円です。 内訳としては、昼〜夕方で3〜4万円、夜〜深夜で6〜7万円というイメージです。 深夜割増(22:00〜5:00は料金2割増)がかかる時間帯に営業できるのは、収入面で大きいです。

メリット・デメリット

メリット:

  • 月18〜19日が休日。まとまった休みが取れる
  • 深夜割増を活かせるので、効率よく稼げる
  • 平日の日中に自由な時間がある

デメリット:

  • 1回20時間の拘束は体力的にきつい
  • 生活リズムが不規則になりやすい
  • 体調不良で1回休むと収入へのインパクトが大きい

昼日勤:生活リズム重視の堅実な選択

勤務の流れ

昼日勤は、一般的な会社員に近い勤務時間帯で働く形態です。

時間内容
7:00〜8:00出庫
8:00〜17:00営業(途中休憩1時間)
17:00〜18:00帰庫

収入面

昼日勤の平均月収は約31万円前後とされています。 3つの勤務形態の中では最も低い水準です。 深夜割増がないため、同じ時間働いても収入効率では隔日勤務や夜日勤に劣ります。

メリット・デメリット

メリット:

  • 一般的な生活リズムを維持できる
  • 家族との時間を確保しやすい(育児・介護との両立)
  • 身体的な負担が最も少ない
  • 酔客対応がほぼない

デメリット:

  • 深夜割増がないため、収入効率が悪い
  • 通勤ラッシュ時間帯は渋滞で効率が落ちやすい
  • 月22回前後の乗務で休日が少ない

昼日勤は「タクシーの仕事は好きだけど、深夜は働けない事情がある」という方に向いています。 収入だけを見ると隔日勤務のほうが効率的ですが、生活の安定を最優先にするなら悪い選択ではありません。 子育て中の方や、体力的に長時間勤務がきつい方が選んでいる印象です。


夜日勤:最も稼げるポテンシャル

勤務の流れ

夜日勤は、夕方から翌朝にかけて働く形態です。

時間内容
17:00〜18:00出庫
18:00〜5:00営業(途中休憩1〜2時間)
5:00〜6:00帰庫

収入面

夜日勤の平均月収は約52万円で、月80万円以上を達成するドライバーもいます。 深夜割増(2割増)が適用される時間帯のほぼ全てをカバーするため、3つの勤務形態の中で最も効率よく稼げる可能性があります。

メリット・デメリット

メリット:

  • 深夜割増が全面的に効く
  • 長距離客が多い時間帯を集中的にカバーできる
  • 渋滞が少なく、効率よく走れる

デメリット:

  • 完全な昼夜逆転生活になる
  • 酔客トラブルのリスクが最も高い
  • 健康管理が難しい(睡眠障害、食事の不規則さ)
  • 家族や友人との時間が取りにくい

夜日勤は稼げるポテンシャルが最も高いですが、体力と健康面でのリスクも最大です。 自分は隔日勤務を選びましたが、夜日勤を選んだ同僚の中には月80万円以上稼いでいる人もいます。 ただし、長期間続けられるかどうかは別の話で、途中で隔日勤務に切り替える人も少なくありません。


どの勤務形態を選ぶべきか

判断基準チェックリスト

優先事項おすすめの勤務形態
とにかく稼ぎたい隔日勤務 or 夜日勤
休日が多いほうがいい隔日勤務
生活リズムを崩したくない昼日勤
体力に自信がある夜日勤
育児・介護と両立したい昼日勤
バランスよく稼ぎたい隔日勤務

入社後に変更できるか

勤務形態の変更ができるかどうかは会社によります。 大手では比較的柔軟に対応してくれる会社が多いですが、変更までに一定期間を要する場合があります。 「最初は隔日勤務で始めて、合わなければ昼日勤に変更する」という選択肢があるかどうか、面接時に確認しておくと安心です。


自分が隔日勤務を選んだ理由

自分が隔日勤務を選んだ理由は3つです。

  1. 稼ぎと休みのバランスが一番良かったから。 月11〜13回の勤務で年収800万円以上。残りの18日以上が休日。このバランスは他の仕事では実現できません。

  2. 深夜帯の営業ができるから。 22:00以降は深夜割増で料金が2割増になるうえに、長距離のお客様が増えます。昼〜深夜をカバーできる隔日勤務が、収入効率では一番よいと判断しました。

  3. 平日の日中が自由だから。 明け休みの日は午前中に自由な時間があるので、役所の手続き、病院、趣味などに使えます。これは意外と大きなメリットです。


まとめ

  • 隔日勤務:休みの多さと収入のバランスが最良。迷ったらこれ
  • 昼日勤:生活リズム重視。収入より安定を取りたい人向け
  • 夜日勤:収入最大化。体力に自信がある人向け

どの勤務形態を選んでも、会社選びで歩合率・アプリ・車両を確認することが大前提です。 勤務形態の差より、会社の差のほうが年収に与える影響は大きいので、まずは会社選びのポイントを押さえてください。


出典

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